戸澤の週報

2009年05月31日

2009/5/31

ここ最近は雨が続いています。
それも結構強い雨が降り続いています。
会社そばの神田川は勢いが強く、まるで洪水のようでした。
長い雨が降り止んで、地固まるなどと言う事になれば非常にうれしいのですが。
週明けた1日にはGMの法的再生がスタートすることが確実との報が入っています。
長期間の調整の末の結果ですので、多くは織り込み済だと思います。
しかし、長年に渡り販売台数で世界1位の企業がこのような結果になる事は、どんなに大きな器でも決して絶対安全と言ったことは無く、脆い存在である事が思い知らされます。
GMに付いて少し調べてみました。
1908年に米国・ミシガン州で誕生し、1931年以来、世界の自動車産業の中で第1位の自動車販売台数を誇ってきました。
これだけ聞いても、輝かしい経歴を持った会社です。
企業誕生より約100年に、GMの最大の危機となりました。
今回の100年に一度の経済危機というのも、こんなところから来ているのかもしれません。
どんな小さな会社も、GMのような巨大な会社も、全ては会社が下した判断の結果です。
あるタイミングまでは、正しい判断を積み上げて行き、大いなる時流に乗ることができていたはずです。
それが、あるタイミングからボタンの掛け違いが生まれてきたのだと思います。
大きくなり過ぎたゆえの難しさもあったのでしょう。
しかし、修復のチャンスは幾度と無くあったはずです。
そのタイミングを活かすことができなくなるほど、過去の積み上げが大きくなってしまったのかもしれません。
とにかく、経済界に大きな影響力があるニュースである事は間違いありません。
舵取りを誤らず、軟着陸である事を祈るばかりです。

こんな経済環境ではありましたが、当社の2008年度の業績は増益となり黒字を達成する事ができました。
創業以来9期連続で最終黒字となっております。
こちらはひとえに皆様のご指導のおかげであります。
2009年度は昨年度より一層お客様の声を良く聞き、ご要望にお応えできるように全社員一丸となり努力を続けて参ります。
引き続き宜しくお願い致します。
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