戸澤の週報

2009年06月07日

2009/6/7

相変わらず雨の日が多く、このまま梅雨に突入しそうです。
今のところ水不足の心配はなさそうです。

さて新聞を見ますと、ここ2,3年に入社をした若い社員に就職活動についてインタビューをしたそうです。
「現在の会社に今の状態で就職活動をしていたら入れていたか?」
という内容ですが、多くの人が現在の厳しい状況で入れていなかったと答えたそうです。
多くの企業は経済情勢に敏感に反応し、採用人数を決定しています。
2008年度、2009年度は学生にとっては非常に就職活動のしやすかった年と言えそうです。
現在活動中の2010年度入社の学生にとっては、昨年までとは状況が一変し非常に厳しい環境と言えそうです。
就職活動の不公平さとも言える状況ですが、今年に始まったことではなさそうです。
バブル崩壊以後、1993年から2005年までは有効求人倍率が1を切る長期の就職氷河期でした。
そのように考えると、氷河期でない方がここ最近では短いようです。
私は1997年組ですが、当時も就職にはずいぶん苦労しました。
バブル景気は学生だったため、いつ始まっていつ終ったかも実感がありませんでした。
ただし、今になって考えてみるとつくづく思うことがあります。
下手に情勢が良いのを経験してしまうと、実力ではない過去の成功体験に縛られてしまうということです。
やっている本人は、しんどいためうらやましく感じたことも多くありました。
結局は、自分の力が公平に評価されることが重要だと思います。
とりあえずの人員確保の波に飲まれて、気が付いたら大いなる違和感を感じることは不幸なことです。
まあ、何の慰めにもなっていないかとは思いますが、もし現在就職活動をしている方がいたら参考にしてください。
私の経験上、自分が何をやりたいのかをしっかり見極めて、自分の言葉で自分の考えを話すことができれば、就職活動はうまくいくはずです。
当時あった就職雑誌「面接の達人:通称メンタツ」のようなアンチョコに頼らずに、自分を正直にさらけ出して、そんな自分と価値観を共有できる会社を探せばよいのです。
そもそも、価値観を共有できる会社などそんなには多くはないはずです。
入る会社は1社です。
そのゴールを目指し、一歩一歩前進することが重要ですね。
自分のときは回り道の連続でしたが。
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