戸澤の週報

2010年03月07日

2010/3/7

先週はなんだか春らしい暖かな日が続いていました。
3月らしくなってきました。
それでも、まだ完全に春とは言えず、夜などはまだまだ冬の寒さの名残があり油断できません。
このような時期の1日の中の温度差に体がついてゆけず、風邪を引くことになります。
気をつけなければいけません。

今週は「組織の力」について考えてみたいと思います。
当社のモットーは個人の力よりもチームの力で勝ち抜くことです。
当社も今年の12月で丸10年がたちます。
今では随分社員の人数も増えましたが、元々は営業一人からのスタートです。
前職では業務上、フッと疑問点が湧いたとしたら、周りの先輩に気軽に聞く事が出来ました。
そして、大半の疑問はその場で解決することができました。
先輩も答えられないのであれば、自分が知らなくても(できなくても)問題ないという判断もできました。
一人になるとそうはいきません。
なんでも自分ひとりで考え、調べて答えを出さなければいけません。
同時に、自分で決断し判断を下さなければなりません。
私の場合、判断することは性格上合っていたので、あまり苦に感じませんでした。
しかし、自分ひとりで調べることには苦労しました。
良く分からず調べても、要領を得る回答にたどりつくことが困難で時間ばかり過ぎてしまうものです。
今から考えると専門家に任せればよかったと思うことも多くあります。
しかしながら、それらの苦労があったからこそ現在があります。
今では、新しく入ってくる人には当然にしか見えないものが、数年前には当社に存在していなかったものが多くあります。
それらを一つ一つ時間をかけて作り上げていったことは、決して無駄になっていません。
まだ、WEBサイトで更新できていませんが、新しい「ミッション」に中には「創改善」と言う言葉があります。
「創善」と「改善」を掛け合わせた当社の造語です。
改善は皆様良くご存じの言葉だと思います。
創善とは、現在全くない状態から、善いものを作り上げていくことです。
創改善を習慣の心にできた会社は本当に強いものです。
何しろ、問題が起こったら、問題が解決するまで創改善を繰り返してしまうからです。
これらの内容は一般的には「PDCA」と呼ばれる改善のフローと同じです。
そして、これらのことは一人の力では実現が困難です。
多くの関係者の力を借りて初めて実現可能です。
チームで共通のテーマに向け取り組んだ内容は力強いですね。
当社の今年のテーマは「チーム力の向上」です。
全力を挙げて取り組む価値があるテーマだと思っています。
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