戸澤の週報

2011年10月02日

2011/10/2

2011年度も上期が終わりました。
2011年も残り3ヵ月となり、なんだか少し焦ってきてしまいますね。

経済面を見てみると、リーマンショック以来の厳しさになっています。
欧州は非常に厳しい局面になり、米国もリーマンショック以来、復活に至りません。
新興国もここにきて高い成長率に陰りが見えてみています。
日本も震災以来、回復基調が転換し、まだ経済成長に取り組めないでいます。
それらの結果が世界的な株安に繋がっていると言えます。
このような局面では、外部要因に期待することは難しいと言う事ですね。
大正の終わりから昭和の初期にかけての大不況を少し勉強してみました。
当時も今と同じように、様々な環境に閉塞感が蔓延していたようです。
その時は、その状況を打開するには戦争の道しかないと真剣に考えていた人が多くいました。
しかし、その後の歴史を見てみると、戦争後の高度経済成長に繋がっています。
この結果からも、どんなにその時期に閉塞感があったとしても、解消することは可能であるはずです。
長い歴史の中で、2011年と言うのは後世からどのように評価されるのでしょうか?

個人的には、まだまだやれることは多くあるように感じています。
当社の中で進めているのは余剰在庫「0」を実現する次世代サービス【ひとつから】です。
2011年度中に30メーカー3万品種の在庫を保有しお客様に、MOQは関係なく、ひとつから販売します。
在庫が一定数量以下となりましたら自動的に補充発注かけますので、リピートの注文に対応できます。
現在は、TI(1000点)、東芝(2000点)、マキシム(600点)、ムラタパワーソリューションズ(200点)、
村田製作所(300点)、ラピスセミコンダクタ(20点)は既に発注し在庫となっております。
現在発注済のメーカーはアナログデバイセズ(600点)、ROHM(3000点)となっております。
その後はヒロセ電機、村田製作所を大幅増強、アルテラ、IR、新電元、スパンシオン、
富士通、AMP等の発注を検討しております。
全て【ひとつから】販売させて頂きます。
本サービスにご興味がありましたら、営業宛までお問い合わせください。

この週末には尾瀬にあります、「至仏山」に登ってきました。
名前からして落ち着いている山で、非常に上品な女性らしいコースでした。
と思って登っていると、途中から急激に温度が下がり、強風と霧に囲まれてとたんに厳しい気象となりました。
既に紅葉は始っており、赤と黄色の面積がだいぶ増えております。
山頂は既に10℃を切っております。
地上と山頂では世界が全く違っており、山頂は冬の支度に入っていました。
なめてかかってはいけないですね。現在の経済とよく似ている感じがします。
少なくとも人を頼りにすることは当分できないはずです。
自分自身で判断して、目的の山の山頂にたどり着くことが必要な時代と言えそうですね。
山が教えてくれます。
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