インタビュー詳細

半導体は、私たちが普段何気なく生活で利用している物ほぼ全てに搭載されています。例えば、携帯電話や自動車もその１つです。そして、当社のような半導体商社は半導体を売りたいメーカーさんと半導体を購入したい企業さんとの間に入り、スムーズなお取引ができるようにサポートするのが１つの役割です。そのため、モノづくりを行っていくうえで当社は無くてはならない存在となっております。半導体業界にもメーカーさんによっては生産ロスを抑えるために最低注文数量というものが製品によって定められています。当社では、製品をメーカーさんから購入し、最低注文数量を設けずにご購入して頂けるサービス「ひとつから」を提供しています。私は、最低注文数量に縛られず、お客様に対して選択肢の多いご提案をすることができると考え、コアスタッフに入社致しました。

私の所属しているBU1SBU3アウトサイドチーム（部署名）の主な仕事内容は、「対面でお客様とのコミュニケーションを行うこと」です。当社の強みは、オンラインから商品を購入できる点ですが、オンライン上だけではお客様がどのような困り事があって商品を購入しているか分かりません。そこで、私がお客様のもとへ訪問し、何かお困りごとは無いかなど訪問しヒアリングを行います。勿論、電話によるサポートもインサイドチームの方が行ってくれていますが、実際に会って話すことで、お客様とより良好な関係を築くことができ、より良いお取引に繋がります。また、新規でコアスタッフオンラインから商品を購入してくださったお客様に対して、今後もご購入していただくために当社に何を求めているのかという付加価値を見出すのも１つの仕事だと捉えています。

当社で培った力でお客様の困りごとを解消し、感謝の言葉を頂いた時に仕事のやりがいを感じます。半導体は理系の分野であり、文系大学出身の私は半導体の予備知識が全く無かったため、当初はすべての言葉が呪文のように聞こえていました。しかし、自主勉強や先輩方の外回りに同行させていただく中で、少しずつではありますが、半導体についての知識が増えてきています。お客様の困りごとを解消するには、自分たちが半導体についての知識が備わっていないと始まりません。さらに、半導体分野は年々進化を遂げているため、その度に知識をアップデートしていかなくてはなりません。半導体は学ぼうとすればするほど自分たちの力となります。半導体についての理解が深まっていく過程も1つの面白さだと思います。

現在、世界中では自動化を始めとしたAIブームが巻き起こっており、それに伴い半導体の需要も高まっています。こうした中で、お客様の悩み事も増えており、当社ではそのようなお客様の困りごとを解決するだけでなく、商品を再度ご購入いただけるように会社全体が工夫を凝らして様々なサービスを展開し、付加価値を追求しています。文系大学の方、理系大学の方、半導体について興味はあるが難しそうと思われている方、どんな方でも「半導体って面白そう」という興味があれば大丈夫です。当社では、研修制度も整っており社会人としてのマナーから半導体について段階的に学ぶことができます。もし分からないことがあっても気軽に周りの人に相談でき、成長しやすい環境となっております。