戸澤の週報

2021年11月07日

半導体の基礎知識

この休みも気持ちの良い、秋晴れの日となりました。

12月になると、冬が始まりますので、秋の最後の1ヶ月となります。

できる限り、楽しめるようにしたいと思います。

 

半導体の業界が、少し特殊に思われる理由の一つに、半導体全体の基礎的な内容の説明が十分ではないかと思います。

半導体の仕組みの本はかなり多くあります。

決して簡単ではないのですが、それらで知識を得ることはできます。

その他のことになると、途端に情報を得ることが難しくなります。

ましてや、半導体商社と絞って考えてみると、まとめて情報があるところは、ほぼ皆無です。

それであればと、今回「マイナビニュース」に何回かに分けて、半導体と半導体商社についての寄稿をさせて頂いております。

これまでに二つのレポートを記載頂いています。

 

1つめのテーマは、「半導体不足が引き起こす、もう1つのストーリー - 過去の半導体不足と異なる点は何か?」です。

https://news.mynavi.jp/article/20211027-2165011/

現在の半導体の不足が、どのように起こったのか?

いかに現在の半導体不足が異常なのかを、過去に起こった半導体不足を時系列にまとめ、比較してみました。

今回の半導体の不足はもうすぐで1年が経とうとしています。

どこかで必ず大きな失速があるのですが、それがどこなのか?

現在の大きなテーマであり、今後我々が対応しなければいけない、重要な内容です。

 

2つ目のテーマは、「半導体調達方法の多様化。生き残りをかけた変化が始まる」です。

https://news.mynavi.jp/article/20211104-2175052/

そもそも半導体はどうやって購入するのか?

基本的なルートを紹介させて頂きました。

その中でも自社で多くの在庫を持ち、オンラインで販売する「カタログディスティ」の重要性について述べさせて頂いております。

当社もその端くれなのですが、従来以上に在庫を保有していることの価値が上がり、顧客の生産プランに掛け替えのない存在になっていくことが予想されます。

単純に在庫を持っていれば良いというわけではなく、顧客の多様化するニーズに対して、柔軟に対応することで、近い未来に必要とされる商社像が見えてくると考えています。

 

今後もあといくつかのテーマを取り上げて、半導体と半導体商社について、少しでも身近に感じてもらえれるようにできればと考えています。

直接は今までは関係ないと思っていた方でも、実生活で影響が少しずつ出てきているのではと推測します。

全く知らないよりは、少しでも知っていたほうが、全体の理解に繋がりますので、参考にして頂ければと思います。

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