戸澤の週報

2021年11月21日

着陸と離陸

いよいよ、2021年も残りわずかになってきました。

街には早いところではクリスマスツリーが設置されてきました。

これからはクリスマス一色になる事でしょう。

 

今年も残り少なくなってきましたので、少し振り返りをしてみる時期となってきました。

仕事を考えて見ると、新たに取り組むものと、自分の役割を終わらせるものがあります。

これは「離陸」と「着陸」で表せるのではないかと考えています。

離陸は、人から受け継いだ、もしくは自分で見つけた新しい仕事を新たに取り組むことです。

着陸とは、自分の仕事を別の人に引き継ぐか、完全にこの仕事を終わらせることです。

大きな意味での着陸は人生における仕事を終わらせるときなのかもしれません。

しかしながら、我々に日々の仕事の中でも、もっとこの着陸を意識しなければいけないのではと感じています。

一つの大切な仕事をいつまでも自分のものとして、深きを極めていくこともある意味大切なことです。

しかしながら、自分のキャパは一定です。

ずっと同じ仕事を持っている以上、自分は新しい仕事への挑戦の機会を失っていることになります。

また、同時にチームで仕事をしている以上、後進のメンバーの成長の芽を摘んでいることになる可能性もあります。

チーム全体の仕事の内容の調整は難しいものです。

組織が成長していく必要があれば、成長に必要な仕事を行う人材と時間をきちんと確保する必要があります。

しかしながらそのような人材には、当然ながら既に多くの仕事があるはずです。

組織と言う単位で仕事の離陸と着陸をうまく出てている組織はきっと成長が続いて行くのだと思います。

そして、個人の単位で考えても、全く同じです。

離陸することは難しい事ではありません。

問題は着陸の方です。

必要なければ、きっぱり必要なしと決断すること。

これからも大切な業務であれば、思い切って任せてしまい、その上でフォローに回ること。

そうして生まれた時間を、さらなる成長に向けた仕事に充てることができれば好循環になります。

来年は離陸と着陸を融通無碍に行う達人になりたいものです。

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