戸澤の週報

2023年05月07日

ブルゴーニュから学ぶ

GWが終わります。
天気予報の通り、前半と後半に崩れて雨となりました。
その他の日は良く晴れて、気持ちの良い日となりました。
 
この休みでブルゴーニュについて学んでみました。
ブルゴーニュと言えばフランスのワインの産地として最も有名と言っても良いと思います。
赤ワインはピノノワール、白ワインはシャルドネが基本のぶどう酒となっています。(例外はあります)
日本ではその昔、ボルドーが一番人気で、そこから30年経った今ではブルゴーニュが1番となっています。
そんな名門の生産地ですが、名門が故の問題も最近は発生しています。
1つ目の問題は、価格の高騰です。
フランスにおいても、材料や土地の賃借料、そしてブドウを買い付けてワインを作っている生産者にとっては、ブドウ自体の価格が大きく高騰しています。
それら上がった費用は当然ワインの出荷価格に反映させなければいけません。
そして、もう一つの大きな問題は転売問題です。
価格が上がるのであれば、生産者としては問題ないのではと思いますが、実際にはそうではありません。
生産者の生の声を聞くと、遠く日本から思う、フランスブルゴーニュのワイン生産者のイメージとは違っています。
自分たちが作ったワインは、転売して利益を得る人向けに買ってもらいたいわけではなく、本当に飲みたいと思う人に買ってもらいたいということです。
自分たちはビジネスマンではなく、農民だと言う生産者の声もありました。
確かに考えて見ますと、毎日毎日、様々な問題がおこっても、一生懸命にブドウを育てている人たちです。
当然自分たちが作ったものに対して深い思い入れがあります。
ある畑の人は、この転売対策に、投機対象となったある製品に対して、極端に価格を上げたそうです。
しかし、実際にはその製品から一番初めに売れていったそうです。
需要と供給の世界の力学と言うことなのでしょうが、非常に極端になっているようです。
ちょっと前の半導体と共通点がありますね。
しばらくは時間を置き、冷やすことくらいしか方法はなさそうです。
 もう一つの問題は、時間の経過とともに起こる事業継承の問題です。
特に有名な畑で、前当主が非常に素晴らしい方だったところを、2代目が継いだけど、うまくいっていないところもあるということです。
ブルゴーニュでは、先に触れた価格の問題や、気候変動の問題など大きな問題を抱えています。
今こそ変わらなければいけないのに、何も変化をせずに過去の遺産を使っていると言われている畑もあるようです。
ボルドーがかつて一番だったところを、ブルゴーニュがその座を奪還して、今に至っています。
しかし、30年後は全く別の国の別の地域がブルゴーニュからその座を奪っていく事もあり得るのです。
今は強いところもこの先ずっと強くい続ける保証はありません。
ブルゴーニュを知ることで、色々勉強出来ました。
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