戸澤の週報

2026年02月14日

余白

非常に寒い日が続いていましたが、この週末には少し寒さが緩んできました。

ここ3年近くに渡る半導体のダウントレンドも改善が見えてきました。

この季節の移り変わりと合わせて進んでいるかのようです。

 

ここ最近、これからの会社の成長を考える時、「余白」と言う言葉がキーワードになるのではと思うようになりました。

余白とはノートや予定帳に書きこまれていない部分を指します。

自分の仕事の時間やプライベートの時間を全て予定で埋めてしまうと、暇は感じないかもしれませんが、新たに何か生み出す余力が無くなります。

ここでは、余白をもう少し広く捉え、以下の3つで考えます。

 

①思考の余白 忙しすぎず、考える時間があること 

②判断の余白 自分で方法を決められる部分

③改善の余白 もっと良くできる余地

 

本来、誰もが仕事を行う以上、業務を「作業」ではなく、自分の「仕事」と捉え、やりがいを持って取り組みたいはずです。

そのためには余白の観点から考えてみると、色々なものが整理することができました。

 

まずは根本的な余白である時間です。

思考や何らかの改善を行おうにしても、そのために充てられる時間が必要です。

無駄に多くても意味がありませんが、最低限の時間の確保は必ず必要です。

次に、そもそも自分で判断することが積極的に認められていることが大切です。

全てマニュアルのコピーを求められたら、大切な人間性が失われてしまいます。

もちろん、何ひとつルールもフローもないのは無責任ですが、本当に大切な部分には判断できる余地があるべきです。

そして、必要に応じて自分の仕事を改善できる余地があれば、自分たちで自分たちの仕事をより良いものにしていけます。

 

具体的には以下の内容を実現できるように推進していきたいと考えています。

・余計な業務を徹底して排除して、本当に判断が必要なところに時間を使える体制にすること。

・人員の配置も常にぎりぎりではなく、いざという時にバックアップできるようにすること。

・こまかな業務指示を行うのではなく、理想の姿を示すことで、仕事に余白を生んでいくこと。

これらがうまく重なり合ってくると、今まで見えなかった仕事の真の姿が顕在化してくると考えています。

まずは、それぞれがひとつ「やめる仕事」を見つけることからスタートです。

 

このような方策を行うためには、その過程の中でしっかりと顧客・仕入先に価値を評価され必要とされなければいけません。

システムへの投資や人員の配置にはどうしてもお金がかかります。

決して簡単なことではありませんが、今、誰もが知っている成長した大企業は、必ずこのプロセスを経ているはずです。

 

2025年度もいつの間にかもう終わりが近づいています。

新年度、余白を力に変え、次の成長段階に入っていきます。

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