戸澤の週報
2026年05月23日
こたつ化
先週はアメリカに行き、半導体・電子部品のサプライヤー・商社と数多くのミーティングを行いました。
アメリカは国土が広いため、大きなホテルを会場に、主要サプライヤー・商社が1年に1回集まります。
スイートルームを確保して、およそ3日間、朝から晩までミーティングの梯子を行います。
毎年、非常にタフな出張となりますが、当社ひとつからのサプライヤーや商社との直接の打ち合わせも多くできて、有意義な時間でした。
毎回海外に行く度に思う言葉があります。
「こたつ化」です。私が勝手につけた名前です。
「こたつ化」とは、快適さによって挑戦を失う現象です。
人間は、自分の活動を自分の意思で制御しているように見えますが、かなりの部分は脳に影響を受けています。
こたつと言う極めて高いレベルのコンフォートゾーンに入ってしまうと、脳が安全を感じて、そこから簡単には出られなくしてきます。
反対に今回のように海外に行くと、慣れていない場所では、脳が危険を感じて、人間には不安や心配を感じさせて、その場から離れるように仕向けてきます。
この人間の自己防衛本能はなかなか強い力です。
強い意志力を持って対抗していかないと、あっという間に負けてしまいます。
日本は便利さや清潔さなどのレベルが他国に比べて非常に高いと言えます。
悪い面で考えると、コンフォートゾーンが国全体に行き渡ってしまったと言えます。
国全体が「こたつ化」してしまったと言っても過言ではありません。
歴史を見ても、豊かさや安定の中で挑戦を失った組織や国家は少なくありません。
今週見たアメリカの人たちは、少しでも売り上げを上げよう、利益を上げようと一生懸命に仕事をしていました。
企業のトップか、トップに近いその場で意思決定ができる人が来ています。
日本からはなかなか役員の姿を見ることはできませんでした。
当社としては、このような状況であれば逆にチャンスと考えます。
グローバルで活躍している企業との繋がりを持ち、日本のお客様のニーズに応えていきます。
決して、こたつに負けないことを宣言します。
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