戸澤の週報

2011年12月04日

2011/12/4

先週は木曜日に急激に温度が下がりました。
関東在住の人は本当に応えたのではないでしょうか?
私はちょうどその日は秋田のお客様にお伺いしておりました。
あまりの寒さに震えが止まらずそのままノックアウトされました。
おかげでこの週末はやりたいこともできずに家で過ごす事となりました。

そんなわけで、外に出られなかったので今まで取りだめていたドラマを見ることにしました。
今回のドラマで非常に人気があると聞いていた「家政婦のミタ」をはじめから一気に見ました。
このタイトルを聞くと、類似番組のコピーかと思いましたが全く違うようです。
松嶋奈々子さんが演じる三田灯(みたあかね)は、一見感情が全く表面に出ない余計なことは話さない冷たい印象です。
母親を亡くした、父と子供4名の非常に危うい阿須田家を家政婦の立場から巧妙な手口で良い方向に導いていくのです。
初めの内は何がそこまで人気なのかわかりませんでした。
回を追うごとに少しずつ三田さんの過去が分かり、8話でほとんど判明しました。
このドラマの特徴は、登場人物が非常に少ないことです。10人くらいです。
そのため、一人一人の性格・特徴を覚えやすく共感がしやすいのかもしれません。
8話では30%近い視聴率だったそうです。今年のドラマNO,1となりました。
細かい内容はともかく、人気の理由は家族の人間関係が上手に描かれていることだと思います。
複雑に思える家族の問題も、実はとても簡単な理由から起こっています。
ですがなかなか上手にお互いが踏み込んでいけないのを三田さんが上手に解決に持ち込んでいきます。
ある意味、現代の人間関係における参考になっているような気がします。
論語の有名な言葉で(巧言令色、鮮し仁=こうげんれいしょくすくなしじん)とあります。
意味は口先ばかりが上手で、表面上の愛想ばかり良い人は他の人に対して慈しみやいたわりの心が少ない。
ドラマの中でも、家族の中で何か困ったことがあると決まって三田さんに意見を求めます。
余計なことをしゃべらずに、愛想も全くないのにすさまじい存在感です。
三田さんは仁の人なのでしょうか?
個人的にも興味があるドラマとなりました。
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