戸澤の週報

2015年05月17日

怒らないこと

新緑が光に当たり光り輝いています。
気候も日中は少し暑い日もありますが、文句なしに1年で一番良い気候です。
長い間冬の寒さを嘆き、春になったらと言って来ていますので、春になったらしっかりと有言実行とならなければいけません。

当社の行動規範の中に「怒らないこと」とあります。
怒ることによって何か良くなる事は一つもありません。
怒ることとは理性を無くし本能のままに、自分自身の感情をむき出しにしています。
そして怒っている人は10人が10人、自分のことが正しいと思っています。
自分自身が100%正しいと思うからこそ、相手に対して向かっていけるのだと思います。
最近良く怒っている人を公共の場で見かけます。
電車だったり、店だったり、人が集まるところには必ずこのような人がいます。
そのような人は乗客に対して、駅員に対して、店の人に対して怒っています。
周りから見ていると非常に残念で不快に写ります。
人間が人間であるための条件が理性なのですが、怒っていると言う事は既に人間ではなくなっているということでしょう。
しかしながらこの「怒らないこと」は、言うのは本当にたやすく、実際には継続して実施することが本当に困難なものです。
ではどうすれば怒らないようにできるかと言えば、怒らないと自分で決めて、後は努力をするしかありません。
自分の中で怒りの感情を感じたところで、それをしっかりと認識して、ぐっと堪える訓練をするしかありません。
これは本当に難しいものです。
私自身など、まだまだ中級者にもなれません。
一生かけて取り組んでいくテーマだと思います。

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