戸澤の週報

2026年01月10日

思考の可動域を考える

1月に入り、冬らしい晴れの日が続いています。

ようやくこの寒さにも慣れてきて来ました。

冬の醍醐味は温かい布団かもしれません。

 

最近、ここ10年以上に渡る違和感を解消したいため、背中を伸ばす器具を買いました。

子供の頃は体が柔らかい方でしたが、いつの間にか、上体そらしをしても、全く後ろに倒れなくなりました。

立っていると腰痛を感じるようになったのは、その頃からです。

そこで、最近徹底して身体中の柔軟体操を始めた結果、少し身体が軽く感じるようになりました。

 

決して急に身体が固くなることは無いはずで、長い時間かけて今に至っているはずです。

それだけ、人間の無意識とは時空を超えてしまうもので、ある意味怖いものですね。

身体と一緒で、思考の可動域にも意識を向ける必要があります。

人間の思考とは、習慣化されやすいものです。

こちらは明確な理由があり、脳が常に最小のエネルギーで日々の生活をやり過ごすように命令を出すからです。

生物としての生存本能に関わる領域のため、非常に強い力であることは想像できるかと思います。

人間の希少なリソースである、脳の1日に活動できる量は限られています。

そこで、できるだけ前例を適用し、何も考えずにやり過ごすことを脳が強く希望するのです。

 

世の中は常に新しいものが生み出され、今まであるものは変化しています。

自然科学はより高度になり、文化は成熟してきます。

政治も変わり、力関係も常に移ろいます。

まさに諸行無常の世界です。

多くの情報が共有されるようになり、ビジネスにおける競争優位を保つことも簡単にはできません。

この世に変わらないものがないのであれば、考え方も当然変えていく必要があります。

ここで生まれるのが、「人間の生存本能」V.S「世の中における無常の法則」の構図です。

 

この戦いは基本的に「世の中における無常の法則」が勝利します。

そして、人間は圧倒的な「世の中における無常の法則」の強さに愕然とします。

そして、ここに従わなければ、命が奪われると、「人間の生存本能」が反応します。

その結果、変化をせざるを得なくなるのですが、多くの場合、その時には選択肢が大きく減っています。

 

必要な時に適切な思考の変化を行うには、まずは無常観を自分の中で腹落ちさせることからスタートです。

その結果正しいセンサーを自分で創り出すために、読書や対話を通じて、主体的に考える習慣を取り戻していくことでしょう。

当社が所属するエレクトロニクスの世界も、AIを台風の目に実に大きな変化が起きています。

これだけ変化が起きているので、人間側の思考の変化も必要になっています。

この度、現代のビジネスに向き合うための、思考方法の提案をまとめた、物語風の「コアスタッフの取扱説明書」を作成しました。

まだ、完成にはもう少し時間が掛かりますが、購買・設計・品証の担当者やマネージャー。

そして、経営者向けに、価格を軸にしていた従来の購入意思決定のフローをより多様化した、現在のビジネスにいかに適応させていくかをテーマとしています。

ご興味ありましたら、当社営業までお声をおかけください。

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