戸澤の週報

2022年09月25日

怒らない事

急に秋めいてきました。
もう半袖では夜は厳しくなってきました。
9月も残りあと1週間です。
 
この週報でも、過去に何度か触れたことがありますが、怒らない事は当社の研修の中でも一番質問が多い項目です。
それだけ、皆が普遍的に悩んでいることなのでしょう。
私たちは正しい怒り方を学校で教わっていないため、自己流で対応せざるを得ません。
そのため、ある時気が付いたら、ぶっつけ本番になっていて、うまくいかなくて苦労することが多いのだと思います。
日本アンガーマネージメント協会の安藤俊介さんは、その著書(どんな怒りも6秒でなくなる)でわかりやすく怒りについて教えてくれています。
安藤さんによると怒りとは、自分の「~するべき」という価値観に対して、相手が違った動きをするからとあります。
物事全てには、見えている面に対して、裏面である、もう一面があります。
自分が見えている面では、例え自分の価値観が正しかったとしても、もう1面では正しくないかもしれません。
 
便利になったこの世の中は、昔では考えられないほど、実に多くの判断を迫られています。
E-MAILだけだと思っていたら、LINEなどのさらに気軽な通信手段が一般化してきました。
便利になっていく事は良いのですが、それだけ短い時間でやらなければいけないことが増えたということです。
昔であれば、1日単位で決めていればよかったことが、現在は分単位で決めなければいけないようになったと言えます。
そのため、現代に生きている人は昔に比べてストレスが多くなり、怒りをぶつけている人が増えていると言われています。
 
怒ることと叱ることは根本的に違います。
叱ることは相手を想い、相手の為に冷静に諭すことです。そこには理性が働いています。
怒ることは、そこに相手の為ではなく、自分の為です。
そこには理性ではなく、本能が働いています。
著書の中には、怒りを感じたら6秒間はだまっていなさいと言う、具体的なアドバイスがあります。
6秒経ったら、本能から理性に切り替わっており、冷静に見ることができるということです。
過去にこのアドバイスに何度助けられたことか分かりません。
それでも、ダメな時にはダメで、何度も何度も反省を繰り返しています。
怒ることを止める、特効薬は恐らくありません。
それでも一番の方法は、怒らないと自分自身で決めることだと思います。
多様化された価値観を当たり前のこととして捉えることで、少しでも大きい器を育てていくしかないですね。
毎日の反省は欠かせません。
それくらい、難しいテーマだと思います。
参考図書 どんな怒りも6秒でなくなる アンガーマネージメント・超入門
著者 日本アンガーマネージメント協会 代表理事 安藤俊介氏
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