戸澤の週報

2023年07月23日

ストレッチと運動

関東・甲信越で梅雨明けが発表されました。
月曜日からはまた暑さが戻ってくるようです。
熱中症への対策が必要になりそうです。
 
人は40歳が近くなると、どうしても太りやすくなります。
年齢と共に基礎代謝(生命を維持するために最低限必要なエネルギーのこと)が落ちてくるのに対して、
食べる量を減らすことをしないことが原因と考えられます。
一日の活動に必要なカロリー以上に食べ物からカロリーを取ってしまうことで脂肪が付きます。
食べる量を減らしたくないのであれば、運動でカロリーを減らすという手はありますが、こちらも案外難しいものです。
今週は運動やストレッチについて考えて見たいと思います。
 
まずはストレッチですが、これは体の可動域を増やす体操と言えるでしょう。
可動域が増えると、今まで止められていた血流が回復し、全身に栄養が流れていきます。
正しい姿勢も取れるようになり、体も軽く感じるようになります。
そのため、普段はエレベータやエスカレータで行くところを、階段で行く機会が増えて、結果としてカロリー消費が増えます。
特にふくらはぎを伸ばすストレッチ(アキレス腱を伸ばす)は、第2の心臓の機能を大幅に向上させる感覚があります。
これから年齢を重ねていく事を考えると、黙っていると体は固くなっていく一方です。
意識してストレッチに取組んでいく事が必要に感じます。
 
運動ですが、こちらは最低限の有酸素運動は取り組みたいところです。
有酸素運動は初めの20分は糖を分解していて、20分を超える頃からようやく、皮下脂肪や内臓脂肪の燃焼が始まるということです。
こちらは1日の中で2回や3回に分けて取り組んでも同様の効果が得られるということです。
まとめて30分は長いと思う内は分けて見ても良いかもしれません。
運動には脂肪の燃焼だけではなくて、もっと他の効果があるような気がします。
メンタルヘルスへの影響は思っている以上に大きいかもしれません。
仕事や、社会生活を送っていくための活力を養ってくれていると思います。
 
運動にプラスして取り入れたいのが、筋トレです。
こちらは筋肉がはっきりと巨大化するようなレベルではなく、あくまでも最低限のもので良いと思います。
ただ、上半身より下半身を中心に鍛えると、足腰が安定し、立っていることや歩いていることが苦ではなくなるので、結果として日頃の運動に繋がります。
また、同時に太ももの筋肉のような大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝が上がることが期待できます。
筋トレにはまる人は意外と多いものです。
これは、仕事や試験の勉強などは努力をしたからと言って、必ず結果が約束されているわけではありません。
しかし、筋トレはやったらやった分だけ必ず筋肉が付くという成果が約束されています。
成功体験を確実に積めることにより、人の大きな満足に繋がる事で、筋トレは徐々にエスカレートしていくものだと思います。
 
最後に食事です。
食事のポイントは胃を大きくさせないことに尽きると思っています。
もちろんバランスの良い事であるとか、大切なことは多くあるかと思います。
しかし、一番のポイントは胃のサイズを大きくしないことです。
一度大きくなってしまうと、以前満足していた量では済まなくなります。
次の食事も大きなサイズを求めるようになってしまいます。
その観点で考えると、会食などのコース料理は天敵です。
そこまでいらないのに、最後にご飯が来たり、デザートが来たりします。
大抵は1品から2品は余計だと思われます。
しかしながら昔からの教育で、出されたものは残していけないと教わっているものですから、困ったものです。
思い切って残すことを覚えるのも、健康に生きていく上で必要なことに感じます。
 
健康は失ってみて初めてその大切さに気が付くものと思われます。
どんだけ仕事が大変だと言ってみたところで、そもそも健康でなければ、その仕事すらできないわけです。
コロナも開け始めた、この時期に考えて見ても良いかもしれないですね。

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