戸澤の週報
2026年06月06日
植物に教わったこと
私はもう5年以上、屋上や部屋の中で植物を育てています。
最初はコロナ禍の時にもらったテーブルヤシがきっかけとなり、そこから本格的にスタートしました。
植物は生き物ですので、時として枯れてしまいます。
枯れてしまう理由はいくつかありますが、意外と多いのは水のあげ過ぎです。
鉢の中にまだ水分があるのにも限らず、水を与え続けると、根が腐ってしまい、水分を吸収できなくなってしまいます。
実は根が強くなるのは、水分が少なくなるから、水を求めて根を強く、深く伸ばすのです。
成長のためにはあえて厳しい環境が必要であるという示唆と考えています。
もう一つ大切なのは光です。
今は植物用の育成ライトがありますので、日光でなくても大丈夫です。
光は葉にあたり光合成を促し、植物に必要な栄養分である糖を作り、根を育て、新芽が出てきます。
光合成の特徴はすぐには効果が出ないことです。
しっかりと光に当て、早くても数週間、遅いと1か月以上たってようやく効果が見え始めます。
光合成の効果はすぐには見えません。
しかし確実に植物の内部でエネルギーが蓄積されています。
人の成長も同じではないでしょうか。
学習や経験はすぐに成果として現れません。しかし、見えないところで確実に力になっています。
大切なのは生命を支える根をどう育てるかということです。
植物には光が必要ですが、人間には教育が必要です。
なかなか成長しないと思っていた人が、ある時突然大きな成長を感じることがあります。
だからこそ、教育をあきらめてはいけないのだと思います。
植物を育てることで学んだことは時間軸と方法論です。
何事も成果を出すためには一定の時間が必要であり、道理にかなったアプローチが必要です。
始めたばかりと比べて、枯らすことなく、うまく育てられることが増えました。
人材育成も植物を育てることに似ています。
成長を急がせることはできません。しかし、成長しやすい環境を整えることはできます。
植物は私の先生の一人です。









