戸澤の週報

2026年07月04日

ワンプラットフォームへの挑戦

エレクトロニカ上海に3日間参加して、改めて確信したことがあります。
世界は私たちが思っている以上に一つになっています。

急激に成長している中国半導体メーカーの勢いを肌で感じてきました。

米中の摩擦の中において、日本企業は中国メーカーの採用に消極的な会社が多いのが現状です。

しかし、この3~4年でアナログ(アンプやコンバーターなど)やマイコン、パワーデバイス(IGBT、SiCなど)はトップランクへたどり着くと思われます。

今がぎりぎりで間に合うタイミングだと思います。

 

様々な国の展示会や顧客へ訪問していていつも思うことは、世界は一つで繋がっていることです。

国境もあり、話す言語も違いますが、生産や調達の様々なサプライチェーンにおいて、世界中が網の目になっています。

この状態に対して、グループ全体が一つのプラットフォームで運営を行う必要があることを痛感します。

それぞれの国や地域だけの個別最適を追求していても、得られるものは再現性の低い成果しかありません。

全拠点が同じ判断基準と目標を共有することが、グローバル化の第一歩です。

その上で大きな人事評価制度も基本の所で共通にできれば、グループの人材を広く見ることができます。

当社にCoreStaff ONLINEという強力なプラットフォームがあり、ハイブリッドセールスというデジタルとアナログを融合させた独自のセールス方法があります。

さらに、判断基準や評価制度もOne Platformで共通化し、世界中で同じレベルの意思決定ができる組織を目指します。

これらを日本だけで閉じるのではなく、当社が進出しているアメリカ、ドイツ、中国、タイ、台湾の全地域において同じレベルで実行できるようにしていきます。

 

国境も言語も意識せずに、世界を一つのマーケットと捉えて、グループの総力をワンプラットフォームで発揮すること。

これが当社のグローバル化の定義です。

初め「国際化」と「多国籍化」と「グローバル化」の違いを説明せよ、という問いには正しく答えることができませんでした。

国際化は日本だけではなく、海外の仕入先・顧客と触れるようになることです。

多国籍化は日本だけではなく他国へ進出し、それぞれのエリアでビジネスを最適化していくことです。部分最適の概念です。

それらに対してグローバル化は、世界を一つのマーケットと捉え、判断基準、営業プロセス、評価制度、デジタルプラットフォームを共通化して、ビジネスを行うことです。

もちろん、一定の地域への文化への最適化は必要になります。

それでも、正しい意味でのグローバル化の概念を理解せずに、ビジネスを進めていくことは大きな成長には繋がりません。

特に国境だけではなく、広い海にて守られている日本は、世の中のグローバル化の潮流に気が付きづらいと言えます。

特に人材の交わりが極端に少ないため、日本の考え方、自分の周りの考え方に固執してしまうことが多いと感じます。

 

グローバル化のマインドで人材の配置を行い、世界を一つと見れる人をいかに増やしていくかが、日本企業のこれからの大きな課題かと感じます。

当社は、One Platformの実現によって、日本発の真のグローバル企業を目指します。

世界中のどの拠点でも同じ価値を提供できることが、私たちの競争力になると確信しています。

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