戸澤の週報

2005年01月08日

2005/1/8

1月も駆け足で1週間が過ぎました。本格的な冬日が続いております。去年もこんなに寒かったのでしょうか?あまり外に行かなくなったからか、なかなか体が慣れてくれません。それでも今年は風邪を引かないのは偶然でしょうか?
さて、インターネプコンが近づいてきました。再来週の19日から21日までの3日間、国際展示場(ビックサイト)で行います。今回は、過去にグループで開発した「セキュリティー無線」の実機を展示いたします。弊社も部品調達などで全面的に関っております。設計から実装、筐体までの内部構造も全てオープンに展示する予定です。同時に弊社の、流通在庫の検査体制の展示も行いますので、是非お立ち寄りください。もし、実際に検査が必要なICがありましたら、当日お持ち頂ければ、私が無料で検査いたします。
最近のお客様の話を聞いていますと、とにかく製品出荷までの納期が短くなっていることを強く感じます。より製品が高度化して、実際に動作するレベルまでの設計に時間が取られ、尚且つ開発スケジュール自体も短納期化しています。当然、部品調達にしわ寄せが来るのは当然の流れです。この傾向に対して、弊社は現在3つの対策を図っております。1つ目は自社在庫の拡充です。自社在庫で安価に供給できるのが究極の方法です。セットメーカ様の余剰在庫を始め、半導体商社も含め、日本で在庫を持っている会社との情報の連携を強め、いずれは日本中の在庫が弊社を通じて見れるくらいのレベルまで持って行きたいと考えております。2つ目は、リピート品に対しての1回分の在庫の保有です。どれだけ、部品が必要になってすぐに動いたところで受注生産品に関しては納期が間に合わないことが大半だと思います。これらのデバイスに関して、弊社で在庫を持ちます。終息時に引き取って頂くかどうかは個別に協議ですが、いずれは、弊社の在庫対象商品が増えてくるに従い、引き取り義務の無い型名も増えてくると思います。最後の3つ目は、弊社内で仕入れ購買部門を独立させることです。これらによって、営業からのフォローだけではなく、常に社内にいる購買部門がすばやく対応することが可能になります。部品調達で意外と多いミスは、お客様と、供給者とのコミュニケーションミスです。特に、弊社のような、緊急調達とリピート品の見積もりが混在する場合は要注意です。現在、これらの体制を作るべく鋭意検討中です。詳細が固まり次第ご連絡させて頂きます。お客様のご要望がありましたら是非、お知らせください。
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