戸澤の週報

2013年02月24日

ラーメンが教えてくれること

ここ10日くらいの寒さにはかなり応えますね。
もういい加減寒さが緩むだろうという淡い期待がことごとく裏切り続けられています。
低気圧に罪はないのですが。
きっと寒い時には寒いことが何よりだと思いますので。

久しぶりにおすすめできるラーメン屋に出会いました。
池袋の「エビソバット トウキョウ」です。
テレビで見ましたので早速行ってきたところ、エビと濃厚なスープがうまくマッチ。
オリジナリティを感じましたよ。
と、いつもであればここで終わりなのですが、今日はもう少し考えてみました。
何でラーメンは国民食と言われるまで日本人に受け入れられたか?
近い食べ物と比較しながら考えてみました。
まず重要なのは価格ですね。
このハードルを越えられるのはラーメンの他は牛丼、ハンバーガー、そば、うどんがあります。
ここを超えられないのは寿司ですが、最近は回転寿司が非常に頑張っているので加えます。
次のハードルは幅広い世代の支持です。
牛丼屋は女性、子供が弱く、ハンバーガーは年配に弱いですね。そば、うどんは若い女性が弱い。
ラーメンはフリークオンリーの店以外では幅広い支持があります。
ここで気が付くのは弱いという世代に来店してもらう仕掛けがある店は結果を出しているのではと言うことです。
牛丼の「すきや」はサイズを増やし、子供が好きなメニューやヘルシーなメニューを増やすことで幅広い世代を受け入れています。
そして、多様性となるとラーメンの独壇場ですね。
醤油、塩、みそなどの味の他にも、豚骨、魚などのダシの違いもあります。
その他つけ麺や油そばなどの分野もあります。
これら全てがラーメンの括りに入っています。
味はもちろんのこと(Q)適切な価格(C)、そして頼んでからのスピード(D)が揃っています。
このQCDの他、飽きさせない多様性が幅広い世代に支持を受けています。
ここにこそ、企業が学ぶものがあるというのは言い過ぎでしょうか?
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