戸澤の週報

2014年02月23日

人の本当の力

ようやくこの週末には暖かな日差しを感じることが出来ました。
大雪から1週間以上たちました。
当社設立以来はじめて丸2日間出荷機能を停止せざるを得ない状態となりました。
当社長野物流センターは長野県の佐久市にあります。
佐久市は普段長野県の中でもそれほど雪が降らず、比較的気候が安定しています。
しかし今回は違っていました。
佐久市だけではなく山梨の甲府、埼玉の秩父、いずれも内陸で山に囲まれた地域です。
非常に深刻な雪害となりました。
乗用車なら完全に埋まってしまうほどの量の雪が1日で降りました。
上信越道が閉鎖し、ニュースでもやっていましたが、上信越の下を走る国道18号線が封鎖されました。佐久平駅周辺には取り残された車やトラックが乗り捨てられていて、除雪が進まず交通が完全に麻痺しました。
そんな状況の中でも、いくつものうれしいこともありました。
月曜日には当社のお客様が物流センターに来て頂き、雪かきをして頂きました。
火曜日、水曜日は当社社員総出で雪かきを終わらせて、何とか出荷機能が回復しました。
チームという言葉が正に当てはまる人の底力を感じた総力戦でした。
現在はほぼ通常の体制に戻ることが出来ました。
納期等でお客様には本当にご心配、お迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。
非常にお困りだと思いますが、逆にご心配頂いた方が本当に多くいらっしゃいました。
仕事にご恩返しできればと思います。

この世の中は本当に何が起こるか想像すらつきません。
そもそも、地球は宇宙の力の中のほんの一部であることを考えると、想像することなど不可能と言ってもよいのかもしれません。
私たちは、起こった事象に対して真摯に立ち向かいながら、出来る限りの準備を事前にすることだけが出来ることのような気がします。
今後も色々とあるでしょうが、決して負けず、くじけずに頑張って行きたいと改めて思います。
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