戸澤の週報

2015年11月29日

後ろを見て前を見る

11月もまもなく終わり12月を迎えることになります。
先週は札幌に行っていましたが、既に大雪が降った後でかなり積もっていました。
1か月先取りさせてもらった気がします。
少しだけ冬に対する覚悟ができてきました。

12月は当社の設立の月になります。
2000年12月21日になると当社は丸15年を経過したことになります。
昔を振り返ることはあまり好きではないのですが、この先も前に進み続けるために少しだけ振り返ってみたいと思います。
企業生存率を調べてみると、設立5年で約85%の企業が廃業・倒産。
設立10年以上だと生存企業が6.3%に。
20年続く会社は0.3%と言われています。
そう考えてみると15年だと生存率は3%と言ったところでしょうか?
その中に入れたことは非常にうれしく思いますが、喜んでばかりはいられません。
あまりに不透明なことが多く、1年単位どころか2か月もすれば状況が一変するような状況です。
様々な事柄がリスクとして企業の足元をすくおうと日々様々な形を変えてやってきます。
これらに対して全て適切に対応を行った上で、企業としての価値を問われて、その中で生き残った者だけが生存を許される、良く考えたら非常に厳しい競争世界です。
今までを振り返ってみると、新しいものを創り出すとか、リスクを取って挑戦をすると言ったことは比較的行ってきた気がします。
我々が苦手なのは一つ一つのアクションに対する、最後の詰めの部分です。
受験勉強を思い返してみると、ある参考書や問題集があって1回やり終わると、すぐに次の本に行ってしまうようなものです。
同じ本は最低2回、3回とやってようやく全容が見えてきます。
そして、4回目くらいで本当の意味でマスターします。
初めの1回は一番時間が掛かりますが、2回よりも3回目、3回目より4回目の方が圧倒的に時間が掛からなくなるのですが、次の新しいものに目が行ってしまうのです。
この部分を16年目以降は抜けをなくしてまずは20年を目指して進めてみたいと思います。

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