戸澤の週報

2016年07月18日

興味のもとは知ること

西日本に梅雨明けの一報が届き、いよいよ本格的な夏の到来を実感していました。
そんなほのかな気持ちをよそに、ソフトバンクが英ARM社の買収の報道がありました。
ソフトバンクは先日の後継者問題の白紙や資金化を急いでいることから、何かやるなとは思っていましたが、まさかの当社が属する半導体業界での話とはつゆ思わず、久しぶりの驚きでした。
これから先の動きから目が離すことができなくなりました。

スイスの哲学者が残した言葉で「良く働くためには、元気はつらつと愉快な気分を持って働いていく事が重要である。もっとも、最初は気分が向かなくても始めなければいけない。」とあります。
愉快な気分で働くことが重要なのはよく分かります。
それ以上に気になったのは、「最初は気分が向かなくても始めなければいけない」とあります。
最近ここの大切さが身に染みてわかってきました。
最初は気が向かないこととは、「自分が苦手だと思っていること」なのです。
そして、苦手が故に先送りにしていることです。
全体の成果を出す上で大切なことの一つは、著しく弱いところを克服して、少なくても普通の状態に持っていく事です。
出来ることなら、弱みから強みに変えられたらさらに良しです。
なぜ苦手なのかを考えて見ると、そのことをよく知るための努力をしていないことに気が付きます。
言い換えるとそのことを知るために時間を費やしていないという事です。
1回思い切って苦手なことに挑戦してみると、少しずつそのことについて知ることが増えてきます。
知っていることが増えれば、今まで感じてこなかった感覚、つまりは興味が生まれます。
興味さえ生まれれば、あとは興味の趣くままに自分自身を動かして、ついには誰よりもよく知っているようになれば良いと思うのです。
苦手なことの対象は、仕事上のスキルや知識、そして一番大切なのは人そのものかもしれません。
社内の上司などから始まって、キーマンと分かっているお客様など苦手意識を持っている人は結構いるのではないでしょうか?
とにかく知ること。知ってしまうと、もっと知りたくなります。
気が付いたら元気はつらつになっていれば良いなと思います。
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