戸澤の週報

2023年03月19日

EQ

街には早くも袴姿の姿が見えます。
卒業式のシーズンになりました。
現代では、入学式ではなく、卒業式が桜のシーズンになりました。
 
最近は心の知能指数と言われる「EQ」について興味を持っています。
IQは勉強に係る知性の能力を表していますが、EQは心の知性を表していると言えます。
EQが高い人の大きな2つの特徴は以下の通りです。
①自分の気持ちを自覚し制御できる人。
②他人の気持ちを推察し対応できる人。
心理学では自分の考えていること、感じていることを、気が付き、意識することを「メタ認知」と言います。
当たり前のことに思ってしまいがちですが、自分が何を考え、何を感じているのかを正しく理解することは非常に重要です。
例えば、あることをしていて、自分がうれしいと感じていることに気が付けば、自分があまり元気がないと感じる時にそのことをやることによって、元気になれるかもしれません。
反対に、自分が何かに対して怒りを感じているとしたら、その怒りに気づけば、対処しようがあります。
自分が何かをしていて、心地よく感じているのか、もしくは不快に感じているのか、正しく把握することで、できることは多くなります。
しかしながら、しばしば自分にとって不快なことをしているのだが、自分が不快だと認識できないため(認識したくない)、不調に陥ってしまいます。
早いタイミングで不快に気が付いていれば、問題点を自分なりにポジティブな方向に捉えなおしたり(認知再構成)、気晴らしをしたりして、ストレスと上手に付き合うことができます。
 
また、もう一つの他人の気持ちを推察すると言うことは、相手の立場に立って物事を考えることができるということです。
自分が上司になった時に、部下の立場になって物事を考えることができるかで、チームの結束に大きな影響が出ます。
ただし、よくよく考えて見ると、①で言った、自分の気持ちを自覚し制御できない事には、自分より遠い、他人の気持ちを推察することは不可能なはずです。
昨今のリーダーシップに対する教育は、その手法に目が行きがちで、リーダー自身の資質に関する考察が十分ではない気がします。
他人の気持ちを理解したいのなら、まずは自分自身を正しく理解することから始めるべきなのです。
自分自身を徹底的に俯瞰してみることで、どんな時にどのように考え、どのように行動するのかを理解します。
そして、その考えや行動の背景にあるものは何なのか?
過去の自分自身の経験によるものなのか?
人からの影響なのか?
教育によるものなのか?
背景を理解することまでできると、次に人とぶつかり合って良いと思います。
自分とは違った考えや、行動が見られたことに、なぜ違いが生まれるのかを客観的に考えることができると思います。
人が10人いたら、10通りの考え方や行動様式があります。
似ているようでも少しずつ違います。
得意なことろも苦手なところも10通りです。
違いを認め、凸凹をうまく組み合わせて、考え得る最強のチームを作っていくのがリーダーの役割です。
最近はこのメタ認知能力の重要さを強く感じています。
  • corestaffONLINE
  • コアスタッフの風景
  • 社会貢献活動
  • 物流センター