戸澤の週報

2023年06月04日

不確実性との付き合い方

先週は雨と風に悩まされました。
これから始まる1週間は、少しは天気が戻りそうです。
最高気温が30度を超えるのも、秒読みとなってきました。
 
これだけ変化が激しく、価値観も多様化された現代において、何かを達成しようとすることは簡単なことではありません。
現在は不確実性の高い時代と言えそうです。
そして、これは恐らくこれからも今まで以上に進んでいくことが予想されます。
組織として成果を上げていこうとすると、答えが約束されない、不確実な道のりを歩む必要があるということです。
高度成長期であれば、目の前に進むべき方向性が明確に示されていて、それに対してできるかできないかでした。
現在は、進むべき方向性を見極めることが難しい上に、実際に進んでいる途中であっても、状況が随時変化をしています。
色々と考えた挙句に何も進まないことは論外だとしても、進むと決めて実際にスタートしても、進んでいる方向が正しいか判断するのは困難です。
これらの状況に対して自分なりのアプローチ方法を考えて見ました。
まずは、どうなったら成功なのか?(もしくは自分が考えるイノベーションなのか?)の定義をきちんと決めます。
その上で、自分たちの成功に必要なリソース(人材・資金など)を見極め、投入します。
その上で、実際にどのように進んでいくべきか、真剣に議論します。
野中郁次郎教授が提唱する「知的コンバット」と呼ばれる、1対1や組織のメンバー間で、最終的に心からの共感に至るまでに行われる、真剣な対話や議論が必要です。
答えありきの議論ではなく、自分たちが定義する成功に対して、どうしたらたどり着けるのかを、五臓六腑に染み渡るまで議論を尽くして、皆が納得することが大切です。
経営者はこれら知的コンバットが安心して行われるための環境づくりに励むことで役割を果たします。
実際に走り出してからも、日々変化する市場に合わせて、微修正や時として大きな舵を切ることも含めて、現場からのフィードバックに敏感に反応し、対応することが大切です。
これらを繰り返すことで、初めは頼りなく不確実に思われていたゴールも、達成可能なところまで近づけることができると思います。
 
不確実性に挑み、果敢に挑戦できる企業こそがこれからの時代をたくましく勝ち残っていくと思います。
サステナブル(持続可能)と言われて久しくなってきていますが、温暖化ガスの削減ばかりがテーマではありません。
雇用を継続させ、自分たちの進むべき方向に対して挑戦を継続させることも大切だと思います。
そして、これからの真のサステナブルは、生産性向上の観点だけではなく、人々の生活が豊かになり、そしてそれが持続することだと考えています。
人々の生活が豊かになるということは、物心両面が豊かになるということです。
経済面は前提ですが、人々の心が豊かになり、人々の暮らしがより満足が高いものになることです。
「ライフエンリッチ」の観点こそ、これからの新しい社会に必要とされていくのではと考え始めています。
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