戸澤の週報
2025年06月28日
AIの活用について考える
九州から近畿地方では既に梅雨が明けています。
関東地方もまとまった雨は確認できず、梅雨明けに近い感じがします。
空梅雨となり、真夏の期間が長くなることを覚悟することが必要になりますね。
毎日の生活の中で、これだけAIの話がされていますが、実際に本当に活用できている人はどのくらいいるのでしょうか?
ChatGPTを代表とする生成AIに疑問点を投げかけて回答をもらうことは一般的になってきましたね。
時々間違った回答を平気で返してくる以外は、文句なく優秀な相棒であると言えるでしょう。
この週報も自分で一回書いた後に、ずいぶんAIにご指導頂いています。
しかし、辞書の延長として以外にどのように活用すべきか、まだ模索している状態です。
僅かに応用編は、自分の服の写真を撮って、アップロードすると、似合っているかどうか教えてくれます。
ワイシャツとネクタイの組み合わせなどを客観的に教えてくれます。
また、ワインのラベルを撮って、アップロードすると、そのワインのかなりの詳細を教えてくれます。
以前は専用のアプリを使っていましたが、十分に役に立ちます。
今のところできているのはこのあたりまでです。
肝心な仕事での応用例はこれから真剣に取り組んで行かなければなりません。
AIエージェントという言葉を聞いたことがあるかと思います。
人間の代わりに、AIがタスクを実行してくれるプログラムのことです。
管理画面を作り、そこにAIエージェント(代理人)がいて、その人に様々なお願いをするようなイメージです。
イメージが簡単にできるところは、社内のFAQを予め学習させておいて、使用者が知りたい時に答えを入手できる形です。
お客様へのサポートをエージェントが行います。
お客様からの質問に対して、適切な答えを探し出し、回答します。
答えを出せない場合は、人間のオペレータに引継ぎを行います。
これだけでも大きな作業工数の削減に繋がるかと思いますが、もう少し社内全体の様々な業務に応用を行いたいものです。
今、特に注目しているのは「部品の情報を人の目で確認し、手入力している作業」です。
これをドキュメントスキャナーでデータ化し、AIが自動で必要なフォーマットに整形・入力する仕組みを構築したいと考えています。
ドキュメントスキャナーを使い、エクセル形式でテキストを起こし、AIにて必要なフォーマットに入力してもらうイメージです。
こうした業務をAI化することで、ヒューマンエラーを減らし、より価値ある仕事に人の時間を振り向けていきたいのです。
まずはこのような比較的イメージしやすい所から、AIを活用し始めていき、全社でアイデアを出し合うことで、活用に繋げていきたいと考えています。
まだ今であれば、AIを使いこなすことによって他社に差別化できる時期のはずですので、きちんと取り組んで行きたいと考えています。